１年以上働くとトヨタシニア期間従業員！１２ヵ月以降更新のメリット

トヨタ期間従業員として１年以上働けばシニア期間従業員になります。１２ヵ月で満了せず延長の更新をすればシニア期間従業員です。

といっても、シニア期間従業員になったからって

と疑問だらけですよね。。

私も同じでシニア期間従業員になりたかった訳ではなく１２ヵ月で契約更新したら勝手になっていて、「え？そうなの？」くらいでした。更新したらシニア期間従業員になっていたという解釈が正解です。

ということで今回はシニア期間従業員についてと１２ヵ月以降の更新のメリットについて過去３回トヨタ期間従業員で働き２年１１ヵ月満了の経験を持つ私が詳しく説明していきます。

在籍１２ヵ月以上でシニア期間従業員

１２ヵ月満了ではなく１２ヵ月から１８ヵ月までの契約更新が出来れば初めてシニア期間従業員になれます。１２ヵ月以降の在籍は満了するまでシニア期間従業員です。

最初からシニア期間従業員になりたくてなる人と、私みたいに更新した先にシニア期間従業員があったパターンもあると思います。

シニア期間従業員になる条件としては、といっても先ほどの説明で私は後者の方なので私が言える事としては、延長の更新が出来ていれば大丈夫だと言うことです。

最低でも１つの工程は出来ないといけないと思いますし、いくつか工程が出来る方が良いでしょう。要は会社にとって組にとって使える人間になっていれば問題ないかと思います。

私が仮に会社側の人間でもそう思いますし、組の人員は決められているので仕事が出来る人間の方が良いに決まっています。

シニア期間従業員になるには？

ではどこから仕事が出来て、どこから仕事が出来ないという線決めや定義についてですが難しいですね。私が思うのは、

私の場合は上記３つ＋どの作業でも余裕・他の工程のミスや不具合を見つける・ある程度の遅れやミスはカバー出来る（基本は何かあったときは呼ぶか停止しますので呼ぶかライン外に報告は必ずします）ので信頼が厚いとかです。

あとはその組の１番キツい作業が出来るか、Ｌ側もＲ側も余裕でミスがないなど先ほどの理由と同じです。他の工程のミスを見つけるのも大きいですが、自組に関係ない不具合を見つけると表彰されたりするのでこれも大きいです。

不具合の重要度によって表彰のレベルや表彰金の額も違います。１番上は社長表彰とかで名前が載ったりです。たぶんこのレベルだと一発で社員になれると思います。

ちなみに私は組か係から５００円か１０００円かの表彰金もらえました。レベルとしては１番下だと思いますが、たまたま貰えたことがありました。

社員の中には、こういう不具合を毎月のように見つける人もいるのでめちゃくちゃ優秀な方もいます。１つの工程しか出来ないよりも、ここまで説明してきた何か１つでもプラスαがあると延長はしやすいかなと思います。

シニア期間従業員のメリット

シニア期間従業員のメリットは幾つかありますが、そこまでではなかった気がします。むしろデメリットの方が多いんじゃないかと思います。

まず組合に入ることになり組合員になります。これによって福利厚生や割引制度を受けられます。全国にある施設や色々な場所でチケットの割引きや料金の割引きを受けられます。

１年に１回割引チケットやクーポン券がついた分厚い本が貰えます。その本に割引き情報が載っているのでシニア期間従業員になったら見てみてください。

あとはシニア期間従業員の証のバッジが貰えます。あまり必要ありませんが帽子に付けたりしてください。

あとは３親等以内で身内に不幸があった場合に有給休暇と別で特別忌引きの休みが貰えたりとかです。

ここは組合の説明に参加したり話を聞いたり組合会報誌を見ないとわかりませんが、私の組では仕事が終わった後に組合の会があったので眠くて聞いていないときもありました。

そしてけっこう制度だったり条件が変わったりします。が、ほとんど社員の話なので聞いているだけで良いです。期間従業員も使える制度だけ覚えていれば大丈夫です。

社員試験を受けられる

１年以上の在籍で社員試験を受けられます。１年以上働いてようやく社員試験を受けられる資格を手に出来ると言った感じです。

社員試験は１年に１回しか受けることが出来ないので、フル満の２年１１ヵ月在籍出来たとしても社員試験を受けられるチャンスは２回だけです。

しかしまずシニア期間従業員にならないといけないので、１２ヵ月以上の在籍出来るように頑張りましょう。

社員試験を１度落ちても次の年また受けられるので社員になりたい方は諦めずに次の年も試験を受けましょう。期間従業員から社員登用になるには？社員試験のコツを解説について詳しく書いたのでよければ参考にしてみてください。

シニア期間従業員のデメリット

在籍１２ヵ月以上で自動的にシニア期間従業員と組合員に加入になります。毎月組合費が給料から天引きになります。

別にこちとら入りたい訳でも組合費払いたい訳でもないんですけどね。半ば強制的に１２ヵ月目から切り替わるということなので仕方ないことです。１年以上在籍したいなら諦めましょう。

あとは組合の話だったり、組合でこういうことが決まりましたとか変更になりましたとかです。組の会議や話し合いがあればシニア期間従業員は参加だと思います。

組のことは明確ではなく、組それぞれなのでわかりませんが選挙やベアによる春闘は参加です。春先前くらいから決起集会があり昼休みにあります。

ご飯食べたらすぐ会場に向かわないと間に合わないです。なので休憩の時間がありません。週一回くらいで集会があります。軍隊チックな決起集会は働いてないと経験出来ないので見ものです。

１～３月くらいにありますので、この時期シニア期間従業員の方は参加して経験してみてください。ほんとはご飯食べてゆっくりしたいんですけど期間従業員の日給も上がったりするので関係があるにはあります。

１２ヵ月以降更新のメリット

１２ヵ月満了で終わるのか？延長更新が良いのか？どっちか悩むところだと思います。また１２ヵ月以降の更新のメリットがあるのかについても書いていこうと思います。

１２ヵ月以降更新の１番のメリットは満了金が右肩上がりに増え続けるということに尽きるかなと思います。１２ヵ月以上は本気でお金を貯めるに向いているので、お金を貯めやすいのもメリットかなと思います。

１２ヵ月トヨタ期間従業員として働くと色々なものが見えてきたりわかってくることが多いと思います。１年を通しての生産台数の流れであったり生活や働く上での四季の変化、特に暑さ寒さです。

１年での生活や労働や環境がわかっているはずなので、延長すればこれをまた繰り返すというイメージが出来ると思います。

どうしても愛知の夏の暑さに耐えられないなら夏が来る前に辞めればいいし、寒いのが無理なら冬が来る前に満了すれば良いと思います。

１年在籍していれば休みも長期連休の間隔もわかってくるので、モチベーションの調整もしやすいと思います。

失業保険の受給は確定

１２ヵ月満了もしくは１２ヵ月以降の更新で雇用保険の給付による受給要件はクリアしています。なので１２ヵ月満了でも延長の更新でも失業保険の受給は確定です。

現在の雇用保険の給付の条件は離職日より２年以内に通算１２ヵ月以上の雇用保険を掛けているかです。通算なので足して１２ヵ月分あれば大丈夫です。

１２ヵ月なら満了でも更新でも条件を満たしているので雇用保険の受給に関しては一緒かなと思います。

満了後に再度働く際に日給額ＵＰ

ここは満了する期間で変わってきます。どれくらいの期間働いたか更新契約出来たのかで再度働く機会があれば、そのときの日給額が始めの段階からＵＰされた状態で働けます。

ゲームでいうところの前作のレベルやアイテムやデータを新作に引継ぎ継承できて少し強い状態からゲームを始められると言った感じでしょうか。

前回どれくらいレベルを上げたかで今回どれだけ有利に始められるのか差が生まれるという感じです。

また期間が足りなくても経験回数でも日給額をＵＰさせることが出来ます。３ヵ月は短くて経験者の対象になりませんが６ヵ月以上なら経験回数として数えられます。

前作を何回クリアしてエンディングを見たか回数が記録されてて、それを経験値として新作で引継ぎ継承できると言った感じです。レベルの弱い３ヵ月のままクリアしても経験者として認められないという感じです。

満了期間による再度働く際の経験者手当

また前回どれだけ頑張ったかで初回に経験者手当が支給されます。これは前作でどれだけ長く戦うことが出来たかその期間によって額が変わります。

前回のプレイ時間の長さで新作を始めるオープニングで初回一発目に王様から経験者手当のボーナスが貰える感じです。

前回の頑張り具合で額が違うけど、ゲーム始めでボーナス金を貰えてアイテムや装備を揃えられて、余裕を持ってゲームを始められるのは嬉しいです。

経験者手当は

と３つに分かれています。

満了した後もまた働きに来るつもりなら視野に入れて考えていいのかもしれませんが、それ以外の人がほとんどだと思うので気にしなくても良いかなと思います。

経験回数や前回の満了期間による日給

経験回数や前回の満了期間による日給は

となります。私が初めて田原工場で勤務したときは日給９３００円とかで、元町工場に初めてのときは日給９５００円だったので基本日給が上がったなと改めて感じています。

これも春闘のベアによるところだと思います。前回の満了期間と６ヵ月以上の経験回数による日給額の違いはこんな感じです。私が書いた当時よりも日給額が上がっていればこれよりも日給額が高いと思います。

前回のクリア回数やレベルの違いで、また来て新しく働くときに日給の差があります。また働こうと思っている人以外はあまり関係ないのでそこまで気にしなくて大丈夫です。

まとめ

１年以上働くとシニア期間従業員になる事と、１２ヵ月以上更新のメリットについて説明してきました。シニアになると組合費を払う見返りに割引きや制度を受けられます。

失業保険に関しては１２ヵ月満了でも延長更新でも大丈夫です。ただまたトヨタ期間従業員で働くつもりなら契約期間の長さで次回の基本日給や経験者手当てが変わってきます。

また６ヵ月以上の満了の回数によっても基本日給ＵＰになります。１２ヵ月以上のメリットとしては次回また働きに来る際に有利になる部分が多いかなと思います。

あとは契約が長くなれば満了金も上がり増え続けるのでお金は本気で貯まります。社員になりたい方は１２ヵ月以上で社員試験を受けることが出来ます。

いつ満了するかは自分次第で自由ですし本気でお金を貯めるならフル満了もありです。少しでも参考になれば良いと思います。

１２ヵ月以降更新のメリットについて説明してきましたが、延長更新が出来なければいけません。そこで契約延長のコツや誰でも更新出来る方法を詳しく書いた記事があるのでぜひ参考にしてみてください。